用語のライセンスまわりをまとめてみる

http://gendoo.dbcls.jp/pre/で、とりあえず用語の日本語も出るようにしているのだけれども、この元リソースであるUMLS日本語版は、internal use onlyという指摘があったので、そのあたりをクリアにするべく、調べ始めてみた。あまりこういうのは好きではない。(ちなみに、PNEの語で置き換えることで解決予定)
UMLSのライセンス:
UMLS Metathesaurus License
http://www.nlm.nih.gov/research/umls/metaa1.html ← 取り込んだ各DBのライセンス。日本語リソースもここ。
http://www.nlm.nih.gov/research/umls/metaa2.html ← SNOMED-CTってやつの話
これらは、Unified Medical Language System (UMLS)からDownloads → UMLS → なんかファイル選ぶ → Need a UMLS license? と行くと出てくる。これらにAgreeすると、名前など入れる欄になる。
基本的には、独占契約しないとか金はとるなとか、再配布禁止、レポート出せ、Acknowledgeのしかた、など。他に、ものによっては、内部利用に限るとか、また別のものによっては、訳すな、ということが書いてある。
元々、病気名辞書みたいなのを作りたいと思っていて、そうすると、現場(ようするに病院)では、ICD-10というWHOがつくっているのを利用しているのだが(電子カルテ、通称:電カル など)、そいつのも見てみた。
WHO | International Classification of Diseases, 11th Revision (ICD-11) ← 本家
WHO | Permissions and licensing ← 使うときのライセンス。Wordのファイルを埋める。
WHO | Publishing translations of WHO information materials ← 訳すときのライセンス
WHO | Frequently Asked Questions ← このFAQも参考のこと
この前、ちろっと発表したのを受けて、中の人が中のサイトにライセンスのことも追記したので、とりあえず、リンクだけ。
用語集MeSH:http://www.nlm.nih.gov/mesh/2009/download/termscon.html ← 2009年版
文献データMEDLINE:NLM Data ← PDFへのリンクがある
遺伝病データOMIM:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/Omim/restrictions.html ← HelpとかFAQ見ると、acknowledgeのしかたなど書いてあった気がする