名古屋議定書に関するパブコメ明日まで。

適当にとりあえずメモっとくわ。
名古屋議定書のって、ある国から何か(植物でも昆虫でも)もってきた → 薬作った(そして儲けた)→ 作った方の国だけ儲けて不公平でね? という背景だと記憶しているので、生き死には関係ないのではないか( https://twitter.com/chalkless/status/426275932815364096 )
平成25年12月27日
「名古屋議定書に係る国内措置のあり方検討会報告書(案)」 に対する意見の募集(パブリックコメント)について (お知らせ) http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=17565
dantyuteiさんによるよくわかる解説:http://d.hatena.ne.jp/dantyutei/20140121
とりあえず書いた理由(こんなに長くなくていいと思う。あと、あっているかどうか)
名古屋議定書は、遺伝子資源利用国が、その遺伝子資源を活用し、
過剰な利益を得ることによって、本来、遺伝子資源提供国が得られる利益が
著しく減ることによる不公平を是正するためのものであると理解している。
我が国は、人々の動植物への関心が非常に高く、端的には、一般の書店で
花、草木、魚、昆虫、小動物といった幅広い動植物に渡る大小の図鑑が
容易に手に入るが、欧米をはじめとした諸外国では、このような状況に
ないのが現状である。
このことは、これらの動植物を趣味で収集、飼育栽培する一般の人々が
多いという環境を生んでおり、また、趣味を究めた在野の研究者が多い
というのも我が国の特徴と言えよう。
在野の研究者の例では、日本では蝶の生態(食草、産卵や幼虫期の時期、
越冬態等)が非常に詳細に明らかにされているが、これらは、もともと
一般の人々が趣味で観察、飼育をし、明らかにしたものである
(著名な人としては五十嵐邁 氏が挙げられよう)。
昆虫を例にとれば、定期的に標本や生体を交換・売買する
インセクトフェアといった催しが行われ、また、むし社をはじめ、
店舗で昆虫を購入することにより、自宅等での飼育、観察を行う環境が
現状ある。(そしてたとえば飼育のノウハウはブログや書籍にまとめられ
誰もが情報を得られるようになっている)
名古屋議定書の趣旨からすると、このような個人の趣味や在野の研究は
遺伝子資源を活用する範疇からは明らかに外れており、
遺伝子資源提供国の利益を妨げるものではない。
逆に、工芸品としてアジアを中心に売られている蝶やコガネムシ
標本の購入ができなくなると思われ、手続きを要求する方が利益を妨げると思われる。
よって、これら個人の趣味や在野の研究、あるいは、それらを対象にした
標本商や零細輸入業者に関しては、手続きの免除、あるいは大幅な簡素化が
適当であるという結論に至るものである。
→実際に報告書のどこにツッコミを入れるんだよ、というところはまだ見きれていない。