またもや立ち読みしてきた(遺伝統計学の基礎)

遺伝統計学の基礎―Rによる遺伝因子解析・遺伝子機能解析―

遺伝統計学の基礎―Rによる遺伝因子解析・遺伝子機能解析―

自分はこのあたりのことは詳しくないのだが、なぜかいろいろ訊かれることが多くて、その度にいろいろ調べたりしてこたえたりしている。
で、ryamadaの遺伝学・遺伝統計学メモ ( id:ryamada22 ) をいろいろ参考にしてこたえたりしていたのだが、いまさらながら、それが本になったとかで(遺伝統計学の基礎―Rによる遺伝因子解析・遺伝子機能解析―)立ち読みしてきた。
最初、遺伝学の棚を見たのだが、なくて、おっかしぃなーとか思いながら統計学の棚に行ったらばそこに。ぱらぱらめくると、確かに統計学の本だった(あたりまえかもしれんが)。ようするに、そこに並んでいるというのは正しかった、ということだ。他にもこの手の本はあるけれども、なかなかにツボを押さえて、Rのコードも書いてあった気がしたし、とっつきやすい印象はもったりした。
ただ、これは個人的な意見なのだが、生物屋で「統計わかんないから勉強したいんですよねー」とか、本気でSNP解析をやろうと入り口に立つ人って、遺伝学の知識の方が曖昧で(って自分もそうなのだが)、mutation と variation となんちゃらとって違いって、みたいなそういう初歩の人もいて、そういう違いとかから最近の統計を使った解析まで誰か解説してくんねぇかなー、なんて、はい、ムシがよすぎますです。はい。(そもそも売れなさそうだから、PDFで配布みたいな)
あんまり役に立たないレビューですみません。