本屋によってきた

最近、こんなのが出た、と聞いたので、せっかくだから見てきました。
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ゲノム科学の基礎 (現代生物科学入門 第1巻)っちゅう本ですな。
出版社のサイトは、ゲノム科学の基礎 - 岩波書店で、とりあえず第1巻ですが、ターゲットが生物系に進む大学１，２年生以上の学生、高校の生物・中学校の理科の教師、生物系以外の理系学部生・研究者だけあって、学部1年の一般教養で使う生物学の教科書、という感じ。そういう人向けにはいいんじゃないんでしょうか。広く浅く、かな。
今の小学校なり高校なりの教科書がすごくビジュアルが充実して、わかりよくしようとなっている中、やっぱり教科書はカタめでないとね、とノスタルジーにひたれるようなひたれないような。今の職場でどちらかというとヤワラカめのコンテンツを発信しようと思っている身としては（はたまた、ウェブ上に教科書を書いて公開したろうみたいなんていうとオオゲサだが、そんなことを試みた身としては）、岩波っぽいクラシックな作りと感じました。
ま、これは初歩の、個性のでない巻だから、という気もしますが。