デジタル化に伴う諸問題について言及した書籍
なんかカタいタイトルだ。
数日前に読み終わったので、メモしておく。
- 作者: リチャード A.スピネロ,林紘一郎,中西輝夫
- 出版社/メーカー: エヌティティ出版
- 発売日: 2007/10/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: ローレンス・レッシグ,Lawrence Lessig,山形浩生
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2007/12/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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CODE VERSION2.0の方も、ユースケースが多く出てくるけれども、この本も同じ。っちゅうか、CODE VERSION2.0の方がカバーが広いのではないか? というのは、うちらは著作権がらみの議論をすることが多いからで、そういう点では、この本は不足している(知財、プライバシー、セキュリティなどについて書いてある)。というわけで、CODE VERSION2.0を読めばいいんじゃない? という感じ。
違いと言えば、CODE VERSION2.0の方は、こういう問題についてはこうあるべきでないか、というような、意見というか答えというか解説があるのだけれども、この本は、ユースケースだけ書いて問いかけて終わる印象があるところだろうか。
多分、法学部とかの学生に対して、デジタル化に伴う権利の問題について、この本で演習さす、とかそういう使い方のための本のように思う。