分子生物学会 1日目

今年の分子生物学会(http://www.aeplan.co.jp/mbsj2009/)は、パシフィコ横浜で開催であります。
ポスター会場と出展ブースが同じ展示ホールなので、ふらふらと。やっぱし、出展ブースに元気がない気がするな。昔いたところは出てないし(まぁ、撤退しているから当然と言えば当然なんだけど。同僚が飛ばされた先の子会社すら出てない[← 後日注:バイオがヘルスケアに名前を変えて復活の兆しらしく、飛ばされた人間も元に戻されたらしい]。
今年は、遺伝研がしきっている、ということで、英語でポスターが作られているのだが、英語しか書いていないものだと、にわかに何の発表なのかわからないので、小さくてもいいから、日本語タイトルとか入っていると、なるほど、と理解の助けになるのではなかろうか。

例によって書店ブースで立ち読み

例によって書店ブースで本を立ち読みです。

ライフサイエンス論文を書くための英作文&用例500

ライフサイエンス論文を書くための英作文&用例500

  • 作者: 河本健,大武博,ライフサイエンス辞書プロジェクト
  • 出版社/メーカー: 羊土社
  • 発売日: 2009/10/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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前に論文を書いた経験を2009-06-11 - chalk-less::weblog::theclaで書きまして、そのときには、ライフサイエンス英語類語使い分け辞典を紹介したわけですが、そのあと出た単語とか文法とか用例の本のシリーズの続き。前まではB6判だったらしいのが、こいつはB5で、でかっ、とか思いました。前に著者の人が、実験医学で論文の書き方みたいのを「論文英語ライティング」と題して書いていましたが、それをまとめたような印象を持ちました。その連載ではとても紹介しきれない資料集(ようするに用例)もけっこうあって、文法書よりは有用かな、と。自分だったら、web版のLSDhttp://lsd.pharm.kyoto-u.ac.jp/ja/index.html)とかhttp://scholar.google.co.jp/とかHome - PubMed - NCBIとかでやるのを本でまとめてある、という感じでしょうか。ちょっと込んでたのであまりつっこんで眺められなかったのですが。
ただ、まぁ、当然なんですが、こういう本はいわゆるwetの実験屋向けの用例が多いので、自分らバイオインフォマティクスのやつってのは、ちょっと使う動詞とか、毛色が違うんですよね。。。多かれ少なかれ、そういうズレはみんな感じているのかもしれませんが。(でも、ないよりはあった方が100倍は価値があるだろう)。
羊土社の当該ページにもリンクをはっときましょう。→ ライフサイエンス英語シリーズ:ライフサイエンス論文を書くための英作文&用例500
薬物トランスポーター活用ライブラリー―機能・輸送基質から創薬・臨床応用まで

薬物トランスポーター活用ライブラリー―機能・輸送基質から創薬・臨床応用まで

あとは、昔、イオントランスポーターをやっていたので、思わずこんなのを手に取ったわけですが、自分のやっていたのは載っていませんでした。。。